Windows Vista で動作しますか?
ラインモニタPAシリーズは Windows Vista Ultimate 32ビットオペレーティングシステム
で動作を確認しております。
! 注意 ! 「保存したファイルが見えない」
(1)モニタして保存したファイルがエクスプローラ等で表示されない場合は
エクスプローラバーに表示される[互換性ファイル]ボタンをクリックしてください。
(2)または C:\ユーザー\(User_name)\AppData\Local\VirtualStore\Program Files
\Port\PA-1100 Line Monitor\ フォルダを参照してください。
この現象は、アプリケーションを標準でインストールした場合のフォルダが
C:\Program Files\Port\PA-1100 Line Monitor\ になるためです。
この C:\Program Files\ は「保護されたフォルダ」であるため書き込みファイルは
全てバーチャルフォルダ「上記(2)のフォルダ」に作成されます。
(3)またはインストールするフォルダを Program Files でなく例えば
C:\Port\PA-1100 Line Monitor\ として下さい。
この場合なら「保護されたフォルダ」ではないので素直に表示されます。
トリガの条件を知りたいのですが?
トリガ設定のウィンドウです。 これはPA-1100ですがPA-2100,PA-3100も同様です。
(1)トリガデータ列
条件選択がデータ列の場合使います。
(2)条件選択
トリガの条件を選択します。
(3)ライン選択
条件選択がデータ列・エラー・Break Charの場合、ラインを選択します。
(4)信号選択
条件選択が制御信号の場合、信号線と極性を選択します。
(5)位置指定
開始:トリガがあったらサンプリングを開始します。
停止:トリガがあったらサンプリングを終了します。
以前:トリガがあったらサンプリングを開始しますがそれ以前のデータも記録されます。
Windows XP SP2 で動作しますか?
ラインモニタPAシリーズは Windows XP SP2 で動作を確認しております。
パソコンのCOMポートを使いたいのですが?
ラインモニタはCOMポートを使用しておりません。
COMポートを使ったお客様のアプリケーションを同時に走らせることができます。
参考としてRS-232Cサンプルプログラムのソースを 製品サポート のページに載せてあります。
アイドル時間とは?
アイドル時間とは前のデータのストップビットから、今のデータのストップビット
までの時間です。または信号線の変化点までの時間です。
この時間の計測はPCカード内部のハードで行っていますので、1[ms]の分解能で
正確な値となります。
但しアイドル時間を加算して経過時間としてみたい場合は、データ個数が多くなると
誤差も加算されますのでご注意下さい。
ケーブルコネクタのピン番号と名称の関係は?
(1)RS-232Cの場合、信号の名称はパソコン側のピン配置に合わせています。
2番3番ピンが調歩同期データのサンプリングに、その他のピンは制御信号の監視
に使用します。
(2)RS-422/485の場合、信号の名称はCCITT勧告X.21インターフェースのピン配置
に合わせています。
2・9番3・10番ピンが調歩同期データのサンプリングに、その他のピンは制御信号の
監視に使用します。
(3)TTLの場合、信号の名称は独自のピン配置になっています。
1番2番ピンが調歩同期データのサンプリングに、その他のピンは制御信号の監視に
使用します。 またそれぞれのピンの極性はアプリケーションから変えられます。
RS-232Cの25ピンコネクタとの接続は?
市販の25pin→9pin変換コネクタ2個を使用して接続できます。
但しこの場合、接続機器間で 25pin→9pin→25pin の配線となりますので使われている
信号線をよくご確認の上使用してください。
確実な方法は次のような変換ケーブルを用意してください。
PA-2100Aの差動入力極性は?
差動入力の極性はアプリケーションのヘルプ[モニタ画面]の図を参照ください。
極性が逆の場合、調歩同期データにエラーが頻繁に発生します。
PA-2100AでRS-485の2線式の接続方法は?
接続方法は こちらのページ を参照ください。
9600bpsとして時間にしてどの位取り込めますか?
データ個数は最大で800000H個です。
パリティなし、8ビットキャラクタ、ストップビット1とすると実際には
スタートビット1がつきますので、1データ10ビットになります。
9600bpsで送信側だけ連続にデータがあるとすると1秒間で960個の
データになります。
最大で800000H=8388608個なので、 8388608/960=8738秒
つまり145分程度です。
受信側でも連続にデータがあるとするとその半分の72分程度になります。
PA-1100,PA-2100A,PA-3100についてはVersion 1.20からリングバッファに設定できます。
リングバッファにすると最新のデータが常に残ります。自動的に停止しません。
また、ディスクにリアルタイムで保存することもできるようになりました。
データロガーとしてもお使いいただけます。
Windows2000でドライバーのインストールに失敗する?
デバイスドライバインストール説明書に記述しておりますように
「ドライバファイルの特定」の画面の時
場所を指定(S)
のみにチェックを付けて[次へ]進んでください。
ラインモニタとして使っているパソコンがダウンした時、モニタしている装置間の
通信は影響を受けますか?
パソコンがダウンしても装置間の信号には影響を与えません。
外見上コネクタの配線がラインモニタを経由している様に見えますが
実際はDSUBコネクタ同士は一対一でつながっています。
その途中をラインモニタはハイインピーダンスで入力しています。(ワイヤードOR)
従って信号が切断されることや、ラインモニタから信号が出力される
ことはありません。
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